※下記は経営者通信8号(2010年9月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。
―ファクタリングを使うことで、顧客に「資金繰り難の企業」と見なされるケースもあると思います。顧客との取引関係は悪化しないでしょうか。
山住:中小企業の間では、まだファクタリングの認知度は低い。そのため、中には「ファクタリングを使う企業=資金繰り難の企業」と誤解する企業もあるかもしれません。しかし、ファクタリングは必ずしも資金繰り難の企業が使うわけではありません。実際、以前から日本の大企業は、大手金融機関を通じてファクタリングを活用しています。また欧米の会計基準は、キャッシュフローを最重視し、大企業も中小企業もファクタリングを積極的に活用しています。つまり、ファクタリングは一般的な資金調達法なんです。その点についてきちんと説明をすれば、取引関係が悪化することはないでしょう。
―最後に、経営者に向けてアドバイスをお願いします。
山住:中小企業の資金調達法は、銀行や商工ローン業者からの借入が一般的です。しかし、不況の現在、銀行からの借入は難しく、金利の高い商工ローンはリスクが大きい。だからこそ、私はファクタリングを活用すべきだと思います。
ただ、中小企業向けのファクタリング会社はまだ少なく、サービスの質にもばらつきがあります。ですから、ファクタリング会社は慎重に選んでください。たとえば「ファクタリング」という名目で、融資に近いサービスを提供する金融会社があります。こういった会社は金利や手数料を複雑にしていることが多いので気をつけてください。そして、できれば経営者のビジョンを共有し、ともに財務戦略を構築できるファクタリング会社を選ぶべきでしょう。
今後、当社は日本の中小企業にファクタリングを広めていきます。そして中小企業の経営資源を有効活用させ、企業成長をサポートしていきたいと思っています。
- プロフィール■山住 晃葵(やまずみ こうき)
-
1977年、京都府生まれ。1998年に金融機関に入社し、事業者向けのローンを手がける。2004年に個人事業主として独立。2007年に株式会社エストコーポレーションを設立し、代表取締役に就任。

◆設立/2007年8月10日
◆資本金/5000万円
◆社員数/4名
◆事業内容/ファクタリング事業、保証事業、営業支援事業
※このサイトは、取材先の企業から提供されているコンテンツを忠実に掲載しております。
ユーザーは提供情報の真実性、合法性、安全性、適切性、有用性について弊社(株式会社幕末)は何ら保証しないことをご了承ください。自己の責任において就職、転職、投資、業務提携などを行ってください。くれぐれも慎重にご判断ください。
株式会社幕末