※下記は経営者通信6号(2010年5月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。
―なぜ御社は低価格でサービスを提供できるのですか?
佐野:理由は2つあります。1つ目は「当社の収益モデル」。当社は通信キャリアからの販売代行手数料によって収益を得ています。この販売代行手数料を値下げの原資にしているんです。2つ目は「営業コストの削減」。当サービスに登録する司法書士は、自ら営業活動を行う必要がありません。なぜなら当社がWeb上で集客を行い、クライアントとのマッチングを行うからです。つまり、司法書士の営業コストはゼロ。その分だけ、サービス価格を抑えられるわけです。
―そもそも、なぜ御社はこのサービスを立ち上げたのですか?
佐野:起業家を応援したいと思ったからです。これまで当社は企業の通信インフラの整備をサポートしてきました。クライアントの中には、設立間もないベンチャーも多かった。そして多くのベンチャーとお取引する中で、共通の課題に気づいたんです。それは会社設立に「時間」と「手間」と「コスト」がかかっていたことでした。振り返ってみれば、これは私自身も起業時に直面した課題でした。司法書士の先生にも大変お世話になりました。そんな理由もあり、この課題解決に取り組みたいと思ったんです。そして、起業支援への想いを共有する司法書士の先生方と提携を進め、このサービスを立ち上げました。
―最後に、今後の展望を聞かせてください。
佐野:「会社設立ドットコム」を通じて、会社設立時に必要なあらゆるサービスを提供していきたいと考えています。法人登記の代行や通信インフラ環境の整備だけでなく、税務、財務、労務の分野など、もっと幅広く起業家を支援したい。そのために司法書士、行政書士、会計士、税理士、社労士、コンサルタントなど、各分野の専門家との幅広いネットワークを構築していくつもりです。また、他のサービスでも起業家を支援していきます。まず今年中に「会社設立のプロ100」という情報サイトを立ち上げる予定です。これは会社設立に関わる100人の専門家が、起業に関する有益な情報を提供するサイトです。このサイトを地域ごとに展開し、Webとリアルの情報提供を融合させたいですね。現代は変革の時代です。一歩先の未来を先取りし、新しいビジネスに挑戦する起業家がますます増えてくるでしょう。当社はそんな起業家を全面的にバックアップしていきたい。そして、ニッポンをもっと元気にしたいと思っています。
- プロフィール■佐野健一(さの けんいち)
-
1969年、鹿児島県生まれ。1990年に大手通信会社に入社。1995年に有限会社ビジョンを設立し、代表取締役社長に就任。1996年に株式会社ビジョンへ改組。電話回線、電話加入権、法人向け携帯電話、コピー機など、通信インフラの販売代行で業界トップクラスの販売実績を誇る。

◆創業/1995年6月
◆資本金/1億5,000万円
◆従業員数/428名(2010年3月現在)
◆事業内容/固定通信・ブロードバンド通信サービスの加入取次、移動体通信機器の販売事業、オフィスオートメーション機器の販売・保守・レンタル事業、インターネットサービス事業・ホームページの制作・保守・運営管理、広告代理店業、テレマーケティング事業
※このサイトは、取材先の企業から提供されているコンテンツを忠実に掲載しております。
ユーザーは提供情報の真実性、合法性、安全性、適切性、有用性について弊社(株式会社幕末)は何ら保証しないことをご了承ください。自己の責任において就職、転職、投資、業務提携などを行ってください。くれぐれも慎重にご判断ください。
株式会社幕末