クライアント独自のお中元・お歳暮を作り、 企業の差別化戦略をサポート

ウィズは人の温もりとユーモアを大切にする人材派遣会社。1989年の設立以来、人材派遣を軸に総合人材サービスを提供している。同社は2009年から「自社オリジナルのお中元」を活用し、効果的な自社プロモーションを行っているという。今回は代表の髙橋氏に話を聞いた。

―なぜ御社は「自社オリジナルのお中元」を作ったのですか?

髙橋:理由は2つあります。1つ目は、自社プロモーションに活用できるから。一般的な人材派遣会社というのは、サービスそのものでの差別化が難しい。だから、厳しい競争を生き残るためには、自社の認知度を高める必要があるんです。そのため、当社では社長の私のメッセージや自社キャラクターを通して、明るくユーモラスな個性を発信してきました。今回の「自社オリジナルのお中元」も、そんな自社プロモーションの一環として作りました。

 2つ目の理由は、既製品と価格が変わらないから。これまで当社は2000~3000円の既製品をお取引先に贈っていました。商品は、おせんべい、洋菓子の詰め合わせ、ミネラルウォーターなどでした。一方、オリジナルお中元の価格は約1500円。オリジナルなのに、これまでの既製品と価格が変わらなかったんです。

―このお中元に対して、どのような反応がありましたか?

髙橋:ほとんどのお取引先に好評でした。「ウィズさんは面白いことをするね」と。また当社の営業マンが喜んでいました。実は営業部からの要望があって、このお中元を営業マンが直接お渡しすることにしたんです。彼らは「お取引先との会話が弾んだ」と言っていましたね。実際、その時の雑談がきっかけで新たな発注をいただいたケースもありました。

―不況の影響でお中元そのものを控える企業が増えているようです。御社はお中元をやめようとは考えなかったのですか?

髙橋:考えなかったですね。もちろん厳しい不況の中、当社も経費削減は進めています。しかし、削減すべき経費は他にある。当社のお中元は1箱1500円です。約600箱をお贈りしているので、総額は約90万円。これを広告宣伝費と考えれば、非常に安いですよ。

―お中元は効果的なプロモーションツールになると。

髙橋:ええ。中にはユニークなお中元に眉をひそめる方もいるかもしれません。しかし、形式だけのお中元ではお取引先に感謝の気持ちも伝わりません。メッセージを伝えるためには工夫が必要なんです。今後も当社は「自社オリジナルのお中元」を活用し、当社らしいメッセージを発信し続けたいですね。

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