ケータイで店の得意客をつくる方法

不況により個人消費が冷え込み、多くの店舗が売上低迷に苦しんでいる。そんな中、モバイルマーケティングが注目を集めている。その理由はWeb広告や雑誌広告、チラシ、DMなどに比べて、高い費用対効果が見込める点にある。今回はケータイ向けのメルマガシステムを提供するアイ・エンターを取材。代表の入江氏に「売上を上げるケータイ活用術」を聞いた。

※下記は経営者通信4号(2009年12月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。
 

―2008年後半から、小売店や飲食店を始め、あらゆる業界の店舗が売上低迷に悩んでいます。どうすれば、売上を上げることができるのでしょうか?

入江:あらゆる商売の基本ですが、“お得意さま”をつくることです。つまり、顧客の再来店を促すこと。 現在の問題は、既存顧客の来店回数が減っていることです。

 たとえば、昨年まで月に2回来店していた顧客が、今年は月に1回しか来店しない。この回数を増やさなければいけません。そのためには「顧客の再来店を促す仕組み」を構築する必要があります。その有効なツールとして、いまケータイメルマガの配信が注目を集めています。

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―実際、ケータイメルマガの配信で成功している企業はあるのですか?

入江:有名なのは、牛角ですね。いま牛角のモバイル会員は100万人以上。そして、メルマガに対する会員の反応率は1~3%と言われています。つまりメルマガ配信によって、少なくとも1万人の来店が増えるわけです。通常、1人で焼肉店に行くことはありませんので、来客数は反応率の2倍以上になります。

 その他にも、ツタヤやマクドナルドが販促ツールとしてメルマガを効果的に活用しています。これらの大手企業はマス広告を減らし、モバイルマーケティングに力を入れています。その理由は費用対効果の高さ。低コストで顧客に合わせた情報を届けられるからです。

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