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ボウクス株式会社 代表取締役 内海 健太郎

未来に残そう、「次世代へつなぐ住環境」

ボウクス株式会社 代表取締役 内海 健太郎

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神奈川県川崎市、タワーマンションや商業施設が建設されて、住みたい街ランキングでも上位にランクインしている武蔵小杉に隣接する、元住吉にあるボウクス株式会社。現在は神奈川県内に本社を含め、6つの拠点を有している。創業時は内海商店という社名でスタートし、内海資材株式会社と改め、現在の社名に至る。同社は、タイルをはじめとする住宅・建築資材や事業や住宅設備機器事業、それを工事する工事事業、不動産事業など、住環境にまつわる様々な事業を展開している。今回は創業60年を越え、これから益々日本の住環境を良くするために発展し続ける、同社の代表である内海社長に、今後の展望や内海社長自身が大切にしている考え方を伺った。

伝統の継承と、未来への挑戦を可能にする革新企業の本質
  • 社風
    挑戦することがお客様の為に繋がる
    「まずやってみる、挑戦してみる会社」と内海社長は同社の社風を語る。同社の旧社名である内海資材の時から大切にしている経営基本方針である「顧客第一主義経営」の中に、「顧客に合った新しいサービス体勢を築いて行く」がある。顧客のニーズが日々、変わっていく昨今、顧客に合わせたサービスを提供するためには、挑戦することが必要となってくる。「この仕事はルーチンワークになったらいけない」と内海社長。住宅・建築資材を取り扱う同社は、お客様から注文をもらい、もらった注文をメーカーに発注する流れであるため、どうしても、仕事が単調になる可能性がある。単調にならないためにも、社員自身が色々なことをチャレンジする環境を促している。社員がお客様の為に何か行いたいと発言したら、まずやらせてみる、そして挑戦して、検証していく。このような環境だからこそ、お客様に合った様々な事業・サービスが生まれているのである。
  • 独自性
    アメリカからの上質な情報・商品・サービスでお客様の気持ちを豊かにする
    「住環境に関して世界的な観点で物事を考えること」それが同社の独自性であ る。「高度経済成長を経て、バブル崩壊後、何も起らなかった空白の20年。本来この時期に日本は"豊かに暮らす術"を先進国に学ばねばならなかったのでは?今は日本国内で学べる要素は残念ながら無いと言っていい。」と内海社長は語る。「国として先進国が成功してきた事例を謙虚に学び、取り入れていくこと が今後の日本人の資産や暮らしを大きく左右するでしょう。」実際に豊かな住環境を再現するために、内海社長自身が、先進的なアメリカでその目に触れ、肌で感じた経験を持っている。お客様が求めてる本質的なモノを独自のプライベ ートブランドとして展開している。同社では、オリジナルのタイルのブランドで「B’stile」や戸建住宅用宅配ボックス「Brizebox」、健康面も考慮されたバ スルームを空間として供給する「Bathroom」など、住環境を豊かにする商品を開発している。また、その独自性を活かし、タイルの通販サイト「ボウクス・タイルマーケット」を運営して、1枚単位からの販売もするといった細かなサービスも行っている。ここからも既存の・主流のサービスに捉われないオリジナリティ溢れる個性が光っている。
  • 展望
    次世代につなぐ事ができる豊かな住環境をつくっていく
    会社のこれからの展望を「資産価値のある住宅をつくっていきたい」と内海社 長は語る。現在、日本の住宅は、購入した当日から価値が下がり、30年足らず で消滅してしまう償却資産である。「こんな異常な事がまかり通っているのは 先進国でも日本だけだ。」と内海社長。しかし、アメリカでは、購入時から最低でも物価上昇分の価値は上がり、最終的に住宅を売る際も売却益を得ることができる、正しく資産価値の高い住宅となっている。同社は、このモデルを日本でも実現させるために「TND-PROJECT」を進めている。これは欧米では、数百年前から当たり前であった近隣住区開発であり、街並みのデザインを統一して、住民みんなでその美しい景観を守り、持続させる住環境をつくっていくことを考えている。日本でこれが当たり前になるには「今からはじめても 50 年はかかる」 と内海社長。日本が次の世代に資産価値のある住宅を残すためには、同社の取り組みがカギとなることは間違いないだろう。
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美しい米国の街並み
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同社が手掛けた物件のインテリア
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伝統的なデザインは時代を超えて支持される

日本住環境に残していくもの

ここまで会社が発展してこれた理由を教えてください
先代がつくりあげた会社のシステム(経営理念から始まる顧客第一主義といった基本方針から販売戦略など)が優れていたから、50 年という長きに渡りお客様から選んでいただけた大きな理由だと思います。お客様のニーズに合ったサ ービスや良い製品をつくり続け、さらに常に起こる時代とニーズの変化に柔軟な対応をしてきた証拠だと思います。私は会社を継承して13年が経過しましたが、その一時代がつくりあげたシステムも、さすがにこの時代、これからの時代には少々時代遅れも感じており、そこからの脱却も、現在〜今後の大きなテーマです。また、これからの時代には適正な販売価格と利益を追求していくことも大切な課題となるでしょう。
内海社長が経営を行っているうえで大切にしている考えを教えてください
今まで日本で聞いたり教わった事を、「本当にそうなのか?」と自身で確認する、すなわちコトやモノの"本質や真理"を見極めることです。また、弊社の経営理念は顧客第一主義を掲げていますが、ビジネスでモノを考えず、"駄賃の精神"が 商売の本質であると考えています。現在の日本の何処を見渡しても"利益優先の 考え方"が横行していて、そこには心が見えません。次世代の住環境をつくる、ある意味終わりのないテーマで仕事をしていくうえで、"お客様のために何ができるのか"を追求していくことが本質となり、それを強く牽引する"心"が必要なんです。欧米の住環境事情しかり、世界を見渡せば、結果が出ている良いモ ノや仕組みはたくさんあります。世界を見ずに日本が最先端だと思ったら大間違い。世界中の心から支持されえている良いモノ、コトを見習って踏襲するこ とが本質的には最も正しいと考えています。
どのような方が貴社で活躍しますか
ずばり、「謙虚でサービス精神旺盛な人」が活躍しますし、そんな人なら弊社だけではなく、どこでも活躍できると思いますよ。何をどこまで期待されているか?自分で考えて、主体的に自律した行動ができる人は活躍しています。弊社は今、時代に合わせた形態に変化している最中です。そんな方と一緒に会社をつくっていきたいと思います。また、有名な言葉で「置かれた場所で咲きなさ い」が示すとおり、まずはその場所場所でどうすれば人の役に立てるか?を自ら考え、自ら行動していけば、枠にはまらず、新たな成長が見込めます。現在、会社全体でも社員が主体的に動く環境に変わってきています。できる人には年次など関係なく、色々と挑戦させる環境があるので、会社を自分で引っ張っていくような活躍をしてもらいたいですね。

KEYPERSON

ボウクス株式会社 代表取締役 内海 健太郎

ボウクスに携わる全ての人を豊かにしていく

ボウクス株式会社 マーケティンググループ
グループマネージャー  沖村 千尋

マーケティンググループのグループマネージャーとして、会社をリードしている沖村さん。現在はマーケティンググループに所属しており、住宅・建築資材の商品開発や市場マーケティング、SNS等の広報戦略の策定、WEB発信や紙面広告のデザインなど、多岐に渡って、仕事を手掛けている。入社して5年目ながら、企画の大半は沖村さんが担っている。持ち前のチャレンジ精神を生かして、経営企画のポジションまで成長している沖村さんに、自身の仕事のやりがいや夢、そして会社についてなど、インタビューさせていただいた。

伝統の継承と挑戦の未来を担う社員の思い
  • 入社理由
    やったことがなくても挑戦してみる
    「やったことないことをやってみたい」と沖村さんは入社当時を振りかえる。沖村さんは入社5年目、同社には中途で入社した。前職は美容業界で働いており、同社の建築・住宅資材に関しては全くの未経験だった。一般事務で入社した沖村さんだが、「もっと色々な仕事がしたい」と材料の手配や営業にも携わるようになっていったという。その中で様々な業務業務改善に積極的に関わっていき、現在のマーケティンググループへの抜擢に至る。入社してから感じたことは「仕事とプライベートを両立できる働きやすい環境」と沖村さん。社内には小さいお子さんがいらっしゃる社員も多く、理解が深い環境にあるという。女性が働きやすい環境づくりがあるからこそ、沖村さんをはじめ、多くの女性社員が活躍している。「プライベートをしっかりと理解している会社なので、その分会社に貢献したい」と沖村さんが語るように、ボウクスで働く社員は積極的に挑戦することができる。
  • やりがい
    お客様の声に触れることができる環境
    沖村さんは仕事のやりがいについて「お客様から感謝の言葉を頂けた時」と語る。インターネットの普及もあり、タイル等の建材をオンライン販売している同社であるが、沖村さんはそこで販売責任者を行っている。インターネットの性質上、お客様の顔・表情がわからない環境であるが、お客様からのレビューに感謝の言葉が記載されていたり、写真付きで送ってくださる方からの喜びの言葉が沖村さんの仕事のやりがいに繋がっている。従来の問屋業では、決まった注文に答えることが基本で、そこに提案を加えたり、商品の行く果てを追いかけたりすることは困難であった。それを「良いものを紹介する=こちらから訴求する」といく仕組みを確立したオンライン販売やSNS活用によって、「提案」と「完工後のコンタクト」を可能にしたのである。自社製品の使われた住宅や作品を見ると「子供が巣立っていくような気持ち」と沖村さんが語るように、製品に愛情と誇りを持ちながら、お客様の笑顔をつくっている。
  • 夢
    会社での存在価値を高めていく
    「ボウクスに携わる全ての人の人生が豊かになってほしい」と自身の夢を語る。現在、マーケティングの仕事を行っている沖村さんは、住まいのデザイン性、居心地の良さ、そして資産価値の向上とお客様の人生が豊かになるような仕事を行っている。それと同時に沖村さんは、社内も整備して社員の人生も豊かになる、働きやすい環境をつくっていきたいと考えている。「これからは会社の仕組みづくりにも注力していきたい」と沖村さん。自身が、同社で感じている働きやすい環境や、やりがいをこれからも充実させていき、会社を良くする良い循環をつくりたいと沖村さんは考えている。そのために「社員の皆さんの持ってるパフォーマンスを最大化するために必要なことを慮り、ひとつずつ会社の仕組みを取り入れていきたい」と熱く語ってくれた。常にポジティブでハングリー精神がある沖村さん。自身が掲げたの夢を必ず達成して、関わる全ての人の人生を豊かにするだろう。
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自社オリジナル宅配ボックスの「brizebox」
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第55期方針発表会の様子
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バスルームをトータルで設計していく「Bathroom」

任せてくれる環境で成長していく

会社の魅力を教えてください
「まず、やらせてみる」という環境ですね。年齢やキャリアなど関係なく、任せてもらえる環境が、自分の良いところを引き出してくれました。あなたはこれだけやってねという会社の場合、その枠では一番になるかもしれませんが、そこが天井です。ただボウクスの場合は、当初の採用職に捉われず、社員本人の「こんなことやってみたい!」、「もっと挑戦してみたい!」や、会社の「こういうことができるんじゃないか!?」、「実はこういうことが得意なんだな!?」などの意見に柔軟なので、従来の枠を超えた大きな成長もできますね。実際に私がそうでしたから、純粋に仕事が楽しいです。後は、長年続くボウクスの変えてはいけない魂の部分と時代とニーズの変化に対応しながら後世へ繋いでいくべきビジョンである夢の部分、両方を大切にしているところも、ボウクスの魅力ですね。この考え方は、今後も大切にしていきたいです。まさにタイトル通り「伝統と挑戦」がボウクスそのものだと思います。
内海社長はどのような方ですか
本当に気さくな方で、同じ目線で立っていただける社長ですね。情報のアンテナがとにかくすごいので、新しい事や世界基準でのモノ・コト・ヒトについてたくさん知っています。一般的な社長像とは良い意味でちょっと違う方かなと思います。会社の方針、会社のビジョンの根幹には、常に奉仕と貢献の心があります。「どうすれば世の中が幸せになるのかを知ったからには、それを世の中に教えていかなければいけないよね」など、タスクではなくて、志で仕事をしている方なんだなと感じます。また、大事な決断で迷わず決めるところや、未来を見据える力やプレゼン力、またデザイニングのセンスなどはいつも勉強させていただいています。本当に尊敬できる素晴らしい方です。社長の下で、一緒に成長し続けていきたいです。
どんな方に入社してもらいたいですか
熱量がある方と仕事がしたいです。私自身は同僚や部下の経歴や持っているスキルは、あまり重要としていません。それよりも、これから先どうのようになりたいか、この会社に入って何を実現したいかなどの、"夢"を語れる人と、一緒に仕事をしたいです。"夢"がある方は、熱量がありますし、一緒に仕事をすると、私も触発されますし、良い相乗効果が生まれます。だからこそ、志が高い方々と仕事をしていきたいですし、自分自身も成長していきたいです。あとは「気の利く人」ですね。お客様や取引先はもちろんですが「会社組織=チーム」ということを考えれば、自ずと社内の人間に対しても配慮ができるものです。自分の前後には誰かの仕事がある、そういう気持ちで物事に取り組むことを私も常に心がけています。一緒に切磋琢磨して、次世代の住環境をつくっていける方々と会社の"魂"と"夢"を継承したいです。
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■監修企業からのコメント

ボウクス株式会社 代表取締役 内海 健太郎

噴出し左
今回の取材で、貴社がこれからも継承していく"魂"と、次世代へつなぐ住環境をつくる"夢"、両方の思いをお聞きすることができました。また、取材の合間の内海社長と沖村様の会話を聞くだけで、会社内が良い雰囲気で仕事を行っているのだなと感じました。日本の住環境を変えていくボウクス様に今後も目が離せません!
■掲載企業コメント

ボウクス株式会社 代表取締役 内海 健太郎

噴出し右
取材を終えた感想
アイアルマーズの社名の語源に共感しました。今後もお付き合いする会社かなと思います。やること・仕事のスピードに驚きました。今後どのようにお付き合いするかわかりませんが、宜しくお願い致します
ボウクス株式会社
代表取締役 内海 健太郎
1955年 有限会社内海商店川崎営業所として、
      セメント・壁材料・コンクリート製造販売を開始する
1964年 有限会社内海商店より独立、組織を株式会社内海商店とし、
      資本金50万円で事業を継承する
1968年 現在地に小型生コン製造を始める
      タイル部門を新設し、タイルと浴槽等の
      住宅機器販売を始める
1972年 社名を変更し、内海資材株式会社と改める
      駒岡生コン工場完成
      化成品事業部を設けF.R.P.浴槽の製造を計画し、
      栃木県下都賀郡大平町に工場を新設、製造を開始する
1973年 栃木工場を内海化成株式会社(別会社)とする
1977年 資本金4,000万円とする
1978年 町田営業所を開設する
1979年 台湾大理石、商品名USKマーブルとして直輸入開始
1980年 接着工場を開設する
1981年 横浜営業所を開設する
1987年 CERA 大和営業所を開設する
1989年 世田谷開発室を開設する
1990年 接着工場をタイルメイク株式会社(別会社)とする
1992年 藤沢営業所を開設する
      大和営業所を開設する
1994年 キャン事業部を開設する
1997年 キャン事業部をキャン・エンタープライゼズ株式会社
      (別会社)とする
      平塚営業所を開設する
2006年 創業50周年を迎える
      社名を「内海資材株式会社」から
      「ボウクス株式会社」に変更する
2009年 横浜店と藤沢店を統合し、横浜市栄区に移転、横浜店とする
2011年 町田店と大和店を統合し、相模原市南区に移転、
      相模原店とする
2012年 TNDプロジェクトを発足する
2013年 開発推進部を開設する
2014年 不動産事業課による自社物件管理が始まる
      オリジナルブランドB’stileを立ち上げる
2016年 企画室を開設する
創業年(設立年) 1955年
事業内容 タイル・エクステリア建材事業
建築工事業(タイル・れんが・ブロック工事業)
住宅設備機器事業
住宅建材及びアメリカン住宅建築(TNDプロジェクト)事業
不動産事業(賃貸及び管理)
所在地 神奈川県川崎市中原区木月4-28-3
資本金 4,000万円
従業員数 50名
企業URL https://www.bowcs.co.jp/

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