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エンゼルフーズ株式会社 代表取締役社長 古賀 義将

子供たちの未来を創造する
食・教育産業であり続けたい

エンゼルフーズ株式会社 代表取締役社長 古賀 義将

エンゼルフーズ株式会社は、1965年に産声を上げた。その歴史の始まりは、JR山手線巣鴨駅前での移動式カレー販売。そこから、移動式日替わり弁当の販売、中学給食の提供を経て、現在では幼稚園給食の製造と販売を行っている。同社の社名である「エンゼルフーズ」には、「天使のように可愛い子供たちに、夢ある食事を届けたい」、こうした想いが込められているという。 今回お話を伺ったのは、社名の名付け親でもある、古賀社長。古賀社長は28歳で同社に入社し、2002年に二代目として代表に就任。学生時代に抱いた「教育者になりたい」という夢を、現在「食育」と「社内教育」として実現している。古賀社長より、食育にかける想いや今後の展望など様々なお話を伺った。

伝統の継承と、未来への挑戦を可能にする革新企業の本質
  • 社風
    「学びの場」と「挑戦の機会」
    「勤勉」、古賀社長はその一言で同社の社風を表現する。「知識は付加価値となって、新しい産業を生み出すことができる」と話すように、社内には多くの「学びの場」と「挑戦の機会」が設けられている。 その一つに、漢字検定2級の取得を義務付けていることが挙げられる。「お弁当だけを作る工場でなく、人を創る工場になりたい」と古賀社長が語るように、同社には成長できる環境が整っているのだ。資格や検定などの費用はすべて会社が負担し、取得後は毎月資格手当も支給される。このように、「頑張った分だけしっかりと評価される」というのも、社員のモチベーションを上げる要因となっているのだろう。実際に、同社に入社後、調理師免許をはじめとする複数の資格を取得した社員も存在する。こうしたことから、「勉強熱心な社員が多いですね」と、古賀社長は語った。
  • 独自性
    「利益」は経済活動の排泄物
    「社会にとって良いものを追求していく、というのは誰にも負けない」と、古賀社長は力強く語る。利益ではなく、社会に貢献しているかどうかを第一に考えることが企業の役目であるという。 例えば、同社では週に一度、ユニフォームを着用しての清掃活動を行っている。その同社オリジナルのユニフォームには、「志を立てて、以って万事の源となす」という吉田松陰の言葉が刺繍されているのだ。これは、「志を立てることが全ての源となる」という意味があり、古賀社長の大切にしている考え方の一つである。 また、同社では園児に向けた「食育職業体験」や、保護者に向けた「食育講演会」を無料で実施している。「企業は、本業を通じて社会に貢献する。利益とは、社会に貢献したことの証である」と古賀社長が話すように、同社は今後も「食育」という社会貢献を通じて、子供たちの幸せを追求し続けていくのだ。
  • 展望
    100年企業を目指して
    古賀社長が考える同社の展望、それは「事業の永続」である。その第一歩として、「100年続く会社」を目指している。なぜ、事業は永続していかなければならないのか。古賀社長は、次のように語る。「企業がその事業をやめることで、迷惑を被るお客様が存在するから」。例えば、会社が倒産をしても、商品そのものは代替品として他社から納品される。しかし、長い歴史をかけて築き上げてきたノウハウやサービスは消滅してしまうのだ。「拡大していくよりも、永続することが大切」と、古賀社長が話すように、1人でも、エンゼルフーズのサービスを求めている人がいる以上、提供し続ける必要がある。 また、企業の永続のためには、時代に合わせた変化が求められる。移動式でのカレー販売から現在の幼稚園給食の販売へと、事業を変化させてきた同社の歩みのように、今後も時代のニーズに合わせ、挑戦を続けていく。
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北区豊島にある、夢工場
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古賀社長による、食育と健康を意識したレシピ本
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古賀社長による、食育講演会

エンゼルフーズを通じて、人々に「健康」と「学び」を提供していく

―「食育」をはじめた経緯を教えてください
「食を通じて、子供たちへの教育ができるのではないか」、そう思ったからです。私は、教育者になるために大学に入学し、英語の教師を目指して勉強していました。就職活動の時、エンゼルフーズの創業者である父から、事業継承についての話がありました。教育者になる夢を諦めきれず、食品業界と教育を両立させることはできないか、と考えた時に思い浮かんだのが、「食育」です。当時は「食育」の言葉も文化もありませんでしたが、「三つ子の魂百まで」ということわざがあるように、幼少期に学んだことは一生物になると思いました。だからこそ、幼稚園給食を通じて「学び」を提供していきたいと考えたのです。
―なぜ、社内教育に力を入れているのですか
大卒や新卒の方が「入社をしたい!」と思うような魅力的な会社にしたいからです。昔は、飲食産業で働くことに、あまり良いイメージがありませんでした。実際に、先代である父がこの業界で働いていることで、私は、幼い頃いじめられたこともあります。そのため、「飲食産業を他の産業と対等な職にしたい。社会へ認知をさせたい」という想いは昔からありました。例えば、飲食業界のマイナスなイメージをなくすために、工場勤めであってもスーツ着用での出退勤を義務付けています。他にも、漢字検定の取得を義務にするといった勉強の機会を多数設けています。これはひとえに、エンゼルフーズを「社員が誇りを持てる会社」にしていきたいからですね。
―100年企業を目指していくための、今後の事業展開を教えてください
エンゼルフーズのミッションである、「全ての日本人の健康のために」、「健全な食生活の奨励」、この二つに合致していることを行いたいです。例えば、既に始めている新規事業の一つに、小学校や中学校への食事の提供があります。数年前から、「ハマ弁」と呼ばれる、横浜の市立中学校に向けたお弁当の配送も始めています。こうした取り組みも、更に伸ばしていきたいですね。また、オフィスへの仕出し弁当の一つに「健美膳」と呼ばれるヘルシーランチの取り扱いがあります。この「健美膳」は、特に弊社のミッションと合致していると考えます。近年の健康志向にあるように、健康的な食事が求められている時代だからこそ、ヘルシーランチの市場を広げていきたいです。

KEYPERSON

エンゼルフーズ株式会社 代表取締役社長 古賀 義将

全ての人に健康的な食事を

エンゼルフーズ株式会社 営業推進企画室 係長 関口 裕樹

同社で扱う「オフィス弁当」の営業を行っている関口裕樹さん。中途採用で入社し、現在5年目。エンゼルフーズの今後の事業展開に向けて、営業力は欠かすことはできない。関口さんの「人柄を売り込む営業力」は、社内からの期待も高く、同社の未来を担っていく大きな存在だ。夢は、自身の営業力を活かして、「子供から大人まで全ての人に健康的な食事を届けること」だという。本取材では、営業としてのやりがい、今後の目標を伺うことで、関口さんの仕事にかける思いを明らかにしていく。

伝統の継承と挑戦の未来を担う社員の思い
  • 入社理由
    子供たちの笑顔が、一つのモチベーションとなる
    「子供たちの未来を創る仕事」に魅力を感じたと話す、関口さん。 中途採用で同社に入社をした関口さんは、前職では飲食店の店長として働いていた。食を通じて子供と関わることのできる仕事を探している時に、出会ったのが同社だ。それ以前は、給食事業があったことすら知らなかったという。 実際に入社し、同社で行われている「キッズベルコン」と呼ばれる、園児のための食育職業体験に驚いたと話す。これは、園児用に特注をした小さなベルトコンベアを使用して、園児自らが給食を作るイベントである。実際に、自身で作った給食を食べた園児からは、「ニンジンが食べられるようになった!」というような声も挙がる。このように、エンドユーザーである園児の反応を直接見ることができるのが同社の魅力でもあるという。「子供たちのために働くことができるのは、一つのモチベーションとなっている」と、関口さんは笑顔で語った。
  • やりがい
    努力が数値となって、目に見える
    同社へ入社し、初めて営業を経験することとなった関口さん。その仕事のやりがいを「会社の成長に関われること」と表現した。個人で契約を取れば、会社の売上が上がる。その数値の伸びが、1ヶ月ごとに目に見えることは、仕事のやる気へと繋がっていると話す。 同社で営業として活躍するために、「自分を売れ」という古賀社長の教えを大事にしている関口さん。これは、「商品を売るためには、まず自分の人柄を売らなくてはいけない」といった教えである。そのために、関口さんは「名刺交換をした相手に、必ずハガキを出すこと」を実践している。実際に、なかなか契約が取れなかった会社に対して、商談のたびにハガキを送った結果、契約へと至ったケースもあるそうだ。この経験から、自分の努力次第で会社の数字を上げていけることを学び、それが仕事のやりがいへと繋がっている。
  • 夢
    エンゼルフーズの未来を担う存在になりたい
    夢は「エンゼルフーズの幹部になること」と話す関口さん。元々、幹部候補として、同社に入社をした関口さんは上昇志向が強い。「仕事をやっていく上で、できることが増えていくのは面白い」と語るように、仕事の幅が広がるほどやりがいは大きくなる。現在、ヘルシーランチを取り扱う「やまと亭」の健康管理士一般指導員と呼ばれる、心と身体の健康管理をサポートするスペシャリストとしても活躍している関口さん。オフィス弁当の営業として日々、人々の健康管理に勤しむ関口さんは、今後のビジョンを次のように話した。「幼稚園への営業を経て、支店長を目指したい」、そして、その後目指していくのは、社長の右腕であるという。同社の未来を担っていく幹部として、多くの人に健康的な食事を提供していくことを目標にしている関口さん。「子供たちのための仕事」を原動力にし、今後も上を目指して活躍し続けていくだろう。
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食育職業体験、「キッズベルコン」
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子供たちからの感謝の言葉がやりがいとなる
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ヘルシーランチ、「健美膳」

「勉強の場」がエンゼルフーズの社員を育てる

―関口さんから見た、古賀社長はどんな方ですか
古賀社長は、「とても熱意のある教育者」というイメージです。元々、教師を目指していたこともあり「社内教育」と「人材育成」には人一倍に力を入れていると思います。例えば、仕事をする上でお勧めの本を貸してくださったり、資格取得のために必要であれば参考書を買ってくださいます。その際には、本の感想レポートの提出があるように、社員のことをすごく気にかけてくださいます。以前、11日間に及ぶ「リーダー育成研修」にも行かせていただきました。その他にも、外部研修をはじめとする「勉強の場」というのをたくさん設けていただけますね。古賀社長は、そうした「社内教育の機会」をとても大切にされていると思います。
―エンゼルフーズの良いところを教えてください
エンゼルフーズの良いところは、「常に勉強の場があること」です。正社員は全員、漢字検定を受けますが、目標である2級に合格するまで会社が全額負担をしてくださいます。全員で同じ目標に向かっているので、「みんなで勉強していこう!」という前向きな雰囲気があるのが良いですね。また、会社からそうした勉強の機会をどんどんと提供してくださるのは、他の企業にはあまりないエンゼルフーズの面白いところではないかと思います。これも、古賀社長が教育者を目指していたからというのが大きいですね。このように、「勉強の場」がたくさんあるというのは、自分の成長にも繋がるのですごくありがたいことです。
―エンゼルフーズの今後の発展に向けて必要なことを教えてください
幼稚園の給食だけでなく、小学校や中学校へ積極的に食事の提供を行っていきたいです。エンゼルフーズの給食を食べて育った園児達の、その後の成長まで見守っていけたら良いですよね。また、現在「健美膳」というお弁当の製造と販売も行っています。これは、摂取カロリーや塩分に配慮をした1食550カロリー以下の健康弁当です。会社のミッションに、「全ての日本人の健康のために」とあるように、幼稚園児だけでなく、子供から大人まで全ての人に健康的な食事を届けていきたいですね。そうした商材を、営業として自分の手で広げていきたいと考えています。
■監修企業からのコメント

エンゼルフーズ株式会社 代表取締役社長 古賀 義将

噴出し左
今回の取材にて、古賀社長の「社内教育」にかける熱い想いを聞かせていただきました。自主活動の一環である清掃活動を社長筆頭で行ったり、資格取得のサポートがあったりと、社員様が「エンゼルフーズの成長と自らの成長」へ前向きな努力ができる環境がエンゼルフーズ様には存在します。これは、古賀社長が大切にしている「志を立てて、以って万事の源となす」という吉田松陰の言葉が社内に浸透しているからではないでしょうか。食・教育産業の確立を目指す同社の、「食育」を通した社会貢献活動からも今後は目が離せません!
■掲載企業コメント

エンゼルフーズ株式会社 代表取締役社長 古賀 義将

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取材を終えた感想
今回、取材を受けて改めて弊社のことを見直す機会となりました。 社員から未来に対する想いを聞けたり、「社内教育」に対して前向きに考えてくれていることを知れて、嬉しかったです。今後も、食・教育産業としてたくさんの子供達へ「食育」を提供する機会を作っていきたいです。
エンゼルフーズ株式会社
代表取締役社長 古賀 義将
1965年 コガランチセンター 創業
1970年 株式会社千成瓢箪 設立
     駒込工場 開設
1979年 足立区新田に移転
     新田工場 開設
1994年 北区豊島に幼稚園給食専門工場「夢工場」開設
1995年 エンゼルフーズ株式会社に社名変更
1998年 北区豊島に本社ビル、北工場を移転
2001年 北神奈川支店 開設
2004年 横浜支店、さいたま支店 開設
     やまと亭城北店 開設
2016年 湘南支店 開設
創業年(設立年) 1965年(1970年)
事業内容 幼稚園・学校・事業所給食の製造、販売
所在地 東京都北区豊島 8-1-1
資本金 16000円
従業員数 65名
企業URL http://angel-foods.com/

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