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兼六グループ 兼六土地建物株式会社 代表取締役社長 鍵市 恒成

「想造邸宅」で理想を叶える

兼六グループ 兼六土地建物株式会社 代表取締役社長 鍵市 恒成

不動産の仲介として創業し、時流や顧客ニーズを柔軟に捉えて進化してきた企業がある。それが、今回取材をさせていただいた兼六土地建物株式会社だ。現在では仕入れから建設・販売・アフターメンテナンスまで、ワンストップで提供できる体制を整えている。その同社において大切にされている考え方として、「社員心得」がある。企業の目的を『売る』ことに定め、それを達成するために各々がどう行動すべきかを考えている。
「社員心得」を土台に、どのような事業が展開されているのか。そして今後何を目指し、どのように社内の体制を整えていくのか。これらについて本取材では、同社の2代目である鍵市社長からお話を伺った。

伝統の継承と、未来への挑戦を可能にする革新企業の本質
  • 社風
    「社員心得」を元に、『売る』という一つの方向に向かって
    同社には、グループ社員全員に浸透している「社員心得」が存在する。そこには、「会社の目的は『売る』ことである」と明確に表記されているのだ。シンプルでありながら、企業経営の本質をついた目的だと言えるだろう。この言葉が表す通り、全員が同社の目的である『売る』ために何をすれば良いのかを考えていること。同社の社風について、鍵市社長はこう語る。この『売る』を実現するために、例えば建設部門ならば「クレームの少ないことで日本一を目指す」など、各々の目的推進のための指標がある。同社では、入社後すぐにこの「社員心得」を渡し、全員にその考え方を浸透させているのだ。「全員が同じ考え方を根底に持っているため、やるべき行動も明確になっている」と話す鍵市社長。そのため、良いことと悪いことがはっきりしており、居心地が良く、離職率も低いのだという。全員が一つのベクトルに沿って、各々にできることを考える。これが同社の社風と言えるだろう。
  • 独自性
    時代ごとの顧客ニーズに合わせて、柔軟に変化できる
    同社の最大の強みは、その時代ごとにお客様が一番求めていることを察知し、それに順応していけることであると言えるだろう。
    元々、鍵市会長が不動産の仲介として創業した同社。オイルショックなどの不遇の時代を乗り越えるべく、仕入れからアフターメンテナンスまで、ワンストップでサービスを提供できる現在のスタイルをつくりあげた。時流に乗り、事業基盤を整えてきた同社。その土台に加えて、お客様を第一に考えた付加価値を生むための仕掛けが「想造邸宅」だ。分譲住宅ながら、お客様の要望に合わせて、見た目や間取りなどの設計を変更できるというもの。「年間で200棟以上を販売していながら、設計が変更できる分譲住宅の提供は、他社には真似できない」と鍵市社長は語る。これまで培ってきた、ワンストップサービスがあるこそ実現できるのだ。
    お客様第一主義を掲げ、時流・ニーズに合わせて常に進化を遂げてきた同社。この姿勢こそが、同社の何よりの強みなのだ。
  • 展望
    「お客様第一主義」で、お客様に選ばれる住宅をつくり続けていく
    お客様に選ばれる住宅をつくり続けていく。同社の今後について、鍵市社長はこう話す。それは、家という商品でもあり、アフターメンテナンスなどのサービスでもある。「お客様から『兼六に連絡をしよう』と思ってもらえる状態をつくり上げる」と語る鍵市社長。今後、事業拡大を行うには、縁とタイミングが重要になるため、来たるべきその瞬間に備えて、まずは土台を固める方針だ。
    そのためには、会社の考え方をいかに全員に浸透させていくかが重要となる。まずは「社員心得」にもあるように、会社の代表であるという意識を持ち、会社を俯瞰的に見ることができる幹部社員を育てていく。そして鍵市社長が幹部へと思いや考え方を伝える。さらに幹部から現場の人間に伝える。これにより、浸透の速度および社員の理解度はより一層高くなることであろう。日々の積み重ねにより「お客様第一主義」を徹底し、お客様から選ばれ続ける存在へと進化していく同社の今後が楽しみだ。
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吉祥寺に構える本社にはグループ会社が集う
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同社の手掛ける注文住宅
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同社ではリフォームも可能だ

次世代を担う若手を育てる

-入社した際に、一番印象に残っていることは何ですか
「社員心得」を最初に見せられた時に、とてもわかりやすく、他社とは違うな、と感じたことを今でも覚えています。家という、多くの方は一生に一度しか買えないものを売るにあたって、どれだけの責任があるのか。「社員心得」を見ただけでこれが伝わってきて、衝撃を受けましたね。売るだけで終わるのではなく、売った後も最後まで責任を背負って仕事に取り組むことの重要性を思い知りました。どの仕事にも当然責任はありますが、その中でも特に責任の重い仕事をやるのだな、と改めて認識を深める機会になりました。若手の社員たちにも「社員心得」を伝えていき、今後も会社全体として大切にしていきたい考え方ですね。
-新人教育では、どのようなことを行っていますか
まずは入社してから2週間、新入社員研修を受けてもらいます。どこの部署がどういう仕事をしているのか、という全体感を伝えています。大宮や船橋、横浜の支店に実際に行ってもらうこともありますよ。新入社員研修が終わったら、いよいよ実践です。各部署に配属して、それぞれ専門的な教育をしていきます。定期的に、上長との面談も設けていますよ。また、僕がいつも新入社員への挨拶で伝えることは、「会社に入るということは短距離走ではなく長距離走である」ということです。最初の一ヶ月だけ頑張れれば良い、ということではないですからね。この先何年も頑張れるペースを見つけてもらいたいです。その中で「もっとこうしたい」と言える人間が自然と出てくるような環境をつくっています。
-どのような新人と働きたいですか
一番は、会社であったり、会社の考え方に馴染むことができる人ですね。礼節や挨拶など、口酸っぱくは言っていなくとも、文化として根付いていることも含めて見ていきたいです。専門的な技術や経験は特に必要ありません。社内制度や事業内容が時代によって変わっていく中で、変わらない価値観を大切にしていきたいからです。この根本を捉えて、兼六を良いと思っていただける方と働きたいですね。せっかくご縁があって入社を決めていただいた方には、会社のことを好きになってほしいですから。また、社員が好きな会社であれば、お客様にも愛されるでしょう。会社に馴染み、会社のことを好きになってくれる人を採用することで、よりお客様からも愛される会社にしていきたいですね。

KEYPERSON

兼六グループ 兼六土地建物株式会社 代表取締役社長 鍵市 恒成

王道に変化を加える

兼六グループ 兼六ホーム株式会社 営業部二課 課長代理 井原 時光

土地の仕入れからアフターメンテナンスまで、一貫した事業を行っている兼六土地建物。そのグループ会社として、分譲住宅の販売代理を担っているのが兼六ホームだ。販売を担っているからこそ分かるお客様のニーズ。何を求められているのかを敏感に感じ取り、変化に対応していくための提案も行なっている。本取材では、その兼六ホームにおいて、プレイングマネージャーとして活躍している井原さんからお話を伺った。衣食住の全ての業界を渡り歩き、営業マンとしてのスキルを極めてきた井原さん。取材を通して、井原さんがなぜ同社を選んだのか、そして何にこだわって仕事をしているのかを明らかにしていく。

伝統の継承と挑戦の未来を担う社員の思い
  • 入社理由
    営業マンとして、「兼六の家なら売れる」という確信を得た
    「これなら売れる」という確信を得たこと。これが井原さんが同社へと飛び込んだ理由だ。前職においても、業種こそ違えど、営業マンとして活躍していた井原さん。「衣」「食」の仕事に携わり、「住」の仕事を探していた際に、展示会で同社と出会った。そこでの説明を聞き、「自分が入社した場合、この家ならば確実に売れる」という直感を得たという。前職でも営業マンとして最前線で活躍していた井原さんに、一体何がそこまで言わしめたのだろうか。それは、「他社と差別化されていること」だと井原さんは語る。当時、他のハウスメーカーが似たような工法や家の特性を売りにしている中、同社では聞いたことのないような工法を前面に押し出していたという。これを見た井原さんは「無名ではあるが、他ではやっていないこと」をやっているのだと確信した。営業マンとして、他社との差別化を何より大事にしている井原さん。だからこそ、同社の家に対して、「これなら売れる」と確信し、入社を決めたのだ。
  • やりがい
    自社の家を、単に売るのではなく、自信を持って提供できる
    自社の家を、自信を持ってお客様に提供できること。これが井原さんにとっての何よりのやりがいになっているという。自信を持てるポイントとして、井原さんは「収納力」と「想造邸宅」を挙げた。まず「収納力」。一般的には「室内の見かけを大きくするために収納を小さくする」ことも多くあるという。しかし、同社では、お客様のニーズが収納力にあることを的確に捉え、それに見合う住宅を提供している。
    次に「想造邸宅」。一般の分譲住宅のような「建売」ではなく、お客様の要望に合わせて、プラン・仕様変更、グレードアップができる(一定期間)というものだ。そして、この時に出た要望こそが、お客様のニーズに他ならない。これを常に吸収し、次に生かす。だからこそ、常にニーズに合ったものを提供できるのだ。
    単に家を売るだけでなく、お客様が喜ぶものを自信を持って提供できること。これが同社における井原さんのやりがいだ。
  • 夢
    変化を吸い上げ、会社を継続させるための基盤をつくる
    『会社を継続させるための基盤をつくること』これを自身の使命だと捉えている井原さん。ものが溢れている現代において、王道、つまり良いものをつくるだけでは、生き残ることができない。王道に加えて、変化を吸い上げることが必要不可欠なのだ。次世代を担う若手たちが、変化を吸い上げられるような基盤をつくり出していく。変化を吸い上げることで、お客様の満足度は上がり、契約をしたお客様から紹介が出る。どれだけ紹介をいただけたかが、「社員の通信簿」になると井原さんは語る。例えば、アフターサービス一つとっても、同社では今年の新規物件から30年間の長期保証をしているという。実際に30年以上住んでいるお客様のメンテナンスができている実績があるからこそ、説得力があるのだ。そういうお客様からこそ、紹介は出やすいのであろう。井原さんをはじめとする全社員で築き上げた基盤を、次世代社員が時代の変化に応じて進化させ継続していく。お客様のニーズに順応していく同社では、さらなる歴史を刻んでいくに違いない。
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「想造邸宅」では仕様変更が可能だ
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高い収納力を誇る「E SPACE」
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井原さん自身、兼六の家に住んでいる

様々な業界で歩んだ営業マンとしての道

-不動産業界へと飛び込んだ理由を教えてください
これまでの仕事が、衣食住の「衣」「食」ときたので、次は「住」だろうと思ったことがきっかけです。元々は、新卒で紳士服販売店に就職しました。そこで8年間自分を磨き、新しいチャレンジがしたくなったところで、友人と食料品関係の卸を立ち上げました。そして最後に、今の「住」に行き着いたのです。最初は、注文住宅と分譲住宅の差が分からないほどのど素人でしたが、「兼六なら売れる」という自分の直感を信じて飛び込みました。最初の紳士服販売店において事業拡大をする際も、「これなら売れる」という直感が当たったので、信じることができました。入社してから17年が経ちましたが、営業マンとしての自分の感覚を信じて良かったと思っています。
-営業を行う際、意識しているポイントは何ですか
事実を伝えることですね。営業マンが自分の意見を言ってしまうと、お客様は押し売りのように感じてしまいますから。家という、一生で一番大きな買い物においてはなおさらです。我々がどう思うか、何を良いと感じているか、ではなく、実際に購入を決めたお客様が、なぜ購入を決めたのか、間取りをどういう風にしたかったのか、などを伝えることで、購入に悩まれているお客様は一番腑に落ちるようです。購入していただいたお客様に「兼六の家を買った理由は何ですか」と尋ねれば、ここで返ってきた答えは事実に他ならないですからね。これをニーズとして次の家に生かし、購入を悩まれているお客様にも伝えるようにしています。
-営業マンとしてのこだわりを教えてください
自分が買いたいと思えないものを、人に売らないことですね。もちろん、人によって事情は違いますから、他の人にこれを強制するつもりはありません。ですが僕の場合、今でも前職である紳士服販売店のスーツを着ていますし、5年前から兼六の家にも住んでいます。兼六に入社した時から、家を買うタイミングになったら、兼六で買おうと決めていました。
また、このこだわりが営業の際も生きています。お客様に購入をおすすめする時、営業としてだけではなく、実際のユーザーの体験談としてお伝えすることができますからね。その方が、お客様にもイメージをしていただきやすくなります。これからも、実際に住んでみたからこそ分かる視点を大切にしていきたいです。
■監修企業からのコメント

兼六グループ 兼六土地建物株式会社 代表取締役社長 鍵市 恒成

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不動産の仲介から始まり、現在ではワンストップでサービスを提供している兼六土地建物様。鍵市社長と井原さんのお話を伺い、お客様を第一に考えた、柔軟な変化の歴史が伝わってきました。今後も、お客様に選ばれる住宅をつくり続けていくことでしょう。研修も充実している同社は、若い方にぜひおすすめさせていただきたい企業様です。
■掲載企業コメント

兼六グループ 兼六土地建物株式会社 代表取締役社長 鍵市 恒成

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取材を終えた感想
この度は取材をしていただき、ありがとうございました。弊社がこれまで歩んできた成長の歴史や、大切にしている価値観を改めて社内外へ発信する良い機会になったと感じております。弊社は今後、若い力も取り入れてさらなる発展を遂げていきます。記事を読んで、思いに共感してくださった方のご応募をお待ちしております。
兼六グループ 兼六土地建物株式会社
代表取締役社長 鍵市 恒成
1968年09月  兼六土地建物として個人創業
1969年05月  法人設立
1989年12月  大宮支店設立
1997年05月  船橋支店設立
1998年12月  横浜支店設立
2004年07月  兼六不動産株式会社 設立
創業年(設立年) 1968年(1969年)
事業内容 分譲住宅、分譲マンションの企画・販売 、注文住宅
所在地 東京都武蔵野市吉祥寺北町1-29-1
資本金 5,000万円
従業員数 61名
企業URL http://www.kenroku-grp.co.jp
採用情報はこちら
http://www.careermap.jp/recruit/page_kenroku
https://job.rikunabi.com/2018/company/r176030058/

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