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株式会社塩田組 代表取締役 佐藤 英之

ものづくりとしての 姿勢を貫き通す

株式会社塩田組 代表取締役 佐藤英之

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東京都心から約40キロ離れた、多摩地域にある福生市。緑豊かなこの地域に創業して以来、西多摩エリアに密着した事業展開をしてきた塩田組。同社は、ゼネコンの下請けからビルの増改築や住宅のリフォーム、駐車場建設等、幅広いジャンルの工事を手掛けている総合建設会社である。例えば、国立音楽大学の新校舎の建設工事や東村山駅西口地区の再開発事業工事などを手がけ、まさに西多摩エリアの社会インフラを創り上げてきたと言っても過言ではない。その塩田組を支えてきたのは人材の力。今回は現会長から塩田組を引継ぎ2014年の7月に社長就任を果たした佐藤社長に、塩田組が大切にしている考え方、これからの想い等『塩田イズム』を伺った。

伝統の継承と、未来への挑戦を可能にする革新企業の本質
  • 社風
    社員は家族同様
    『建設業では、建築物を創り上げていくのはロボットでもお金でもなく「人」であり、働いている人が真摯にお客様に接し、信頼関係を築いていくことが一番重要』と佐藤社長は語る。その「人」に対する想いの現れか、インタビューを通じて『社員は家族同様だよね』と何度も口にしていたことが印象的だ。また、社内で自分の意見や感じていることを発信できる関係性を大切にする塩田組には、社長・社員同士の垣根なく触れ合えるスタイルが定着している。それは互いに真摯な姿勢で接し、相手の立場に立って考える社風が一人ひとりに馴染んでいるからこそ。また、佐藤社長は『現場社員の失敗を否定するのは簡単だが、否定するだけではなく、その失敗を次の経験に活かし、成長してもらうことが重要』と社員にもお話をされるそうだ。改めて、人としての当たり前のことを当たり前に実現することが、社員やお客様との信頼関係を築き、大切にしていく雰囲気として塩田組らしさを生み出している。
  • 独自性
    少数精鋭のプロフェッショナル集団
    創業36年を迎える同社は、西多摩エリアの総合建設会社として確固たる地位を築いている。長期にわたって地域に愛され、お客様との信頼関係を育んできた背景を紐解くと、そこには一人ひとりの担当社員がお客様と真摯に向き合う姿があった。営業、施工、お客様に対するアフターフォローまでを一貫して行い、お客様の求めている要求に徹底して応え続けること、ここに塩田組の独自性がある。業界において大多数の企業は、分業を進め作業効率の向上を図るが、塩田組はそのセオリーの逆をあえて選択した。担当社員による一貫対応は、お客様の想いやご要望を最大限に汲み取って仕事を進めることを大事にしているからこその形態であり、お客様を深く理解した上での提案は同社の強みの一要素となっている。時には担当社員自らが「このようにした方が宜しいのではないでしょうか?」と投げかけることができるのは、お客様に寄り添い、責任を持って仕事を進めた先にあるかけがえのない信頼関係があるからだ。
  • 展望
    100年続く企業へ
    「100年永続企業を創る」
    塩田組の未来について、「企業の存在意義は雇用にあり。そのためには存続させることが我々の使命」と、静かに語り始めた。創業から今日に至るまで、西多摩エリアでの地域密着を推し進めてきた同社にとって、「100年永続企業」は成し遂げるべき夢である。そのために二代目社長として同社を任された佐藤社長は、今現在全力疾走中である。そしてまた、塩田組の一員として会社を支える頼もしい社員たちによって時を経るごとに向かうべき方向へとベクトルが揃ってきている実感を得つつあるという。「二代目は初代の影を残しながら塩田組の形を創らなければならないが、その中で自分らしく塩田組を創っていければ良いと思っている。それは社員がものを言える環境を創ること。それができれば100年永続企業を創ることができる。」成すべき夢の実現に向け、家族同然の社員たちと共に、技術を磨き邁進する塩田組から目が離せない。
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国立音楽大学施工事例
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地域密着を基本とした社会貢献
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年始は社員で安全祈願

人として筋を通す生き方

-会社全体で意識している取り組みはありますか
いわゆる盆や年末年始など、一年の中での区切りといえる時期は、社員とのコミュニケーションを意識するようにしています。建設業は人と人との繋がりが重要な意味を持ちますし、塩田組の強みは「人」だと思っていますから。日々強固にしていきたいですね。だからこそ、社員同士のイベントや慣習は大事にしているんです。年間行事としては、夏になれば社員全員と取引先に声を掛けてBBQを開催したり、皆で同じ釜の飯を食べて結束を強めるイベントを企画します。また、数年前からボーリング大会を開催するようになり、社内のコミュニケーションを促進しています。他にも、暮れには打上げをしたり、年始に餅つき大会を企画したりしていますね。社員の家族も巻き込んで関係性を構築しています。
―塩田組がお客様から支持される理由を教えて下さい
お客様に真摯に向き合う姿勢でしょうか。建設業はものづくりです。ものづくりをしている者として、目先の利益に走らずお客様と真摯に向き合う姿勢を貫き通してきたこと、それが地域の皆様に支持され、お客様から愛される信頼の基盤になったのだと思います。何度も言うようですが、建設業は「人」が一番大切。もちろん、仕事をしていく上でお金は大切だとは思います。けれども、お客様から頂いた仕事は大切な仕事ですから、安かろうが妥協はしない。例えそれが電球一個の交換でも、目の前でお客様が困っているのなら、私たちは真摯に向き合います。現会長のお言葉を借りると「後ろ指を指されるような仕事は一切しない」ということ。つまりは、お客様から悪口や文句を言われるような仕事はしない。だからこそ、今の塩田組があるのかなと思います。
―若い人たちに向けてメッセージはありますか
仕事を楽しくするためにも、好きなことをやってほしい。
そして、色々なことに挑戦をしてもらいたい。仕事をしていく中でやれない理由をくっつけてやらないのはもったいないと思いますから。例えば、「もう辞めます」という言葉を発する気があるのなら、その会社でクビになるくらいの行動と挑戦をしてほしい。だって、人生、経験をしてみないと分からないでしょう。私自身、社長に就任をしてガムシャラにやったからこそ周囲から助けて頂いていることや、自身の成長を感じるんです。だからこそ、私はうちの社員に対してその人に見合った責任や権限を与え、自ら挑戦できる機会を与えます。そこで失敗をしたとしても、気づきを得てもらい、失敗から経験になって、今後それ以上の仕事が出来れば良いと思いますね。だからこそ、いまの若い人たちには好きなことや様々なことに挑戦をしてほしいですね。

KEYPERSON

株式会社塩田組 代表取締役 佐藤 英之

「ありがとうの言葉」と、
「多くの人への貢献」

株式会社塩田組 工事部建築課 課長 山浦乾

今回お話を伺ったのは、佐藤社長の右腕として組織をけん引する山浦課長。建築現場監督として積み重ねてきた数々の貢献は、新卒入社の生え抜き社員として社内外から高い評価を受け、現在はリフォーム部門の部門長という立場で第一線で活躍を続けている。左官屋を営む実家の影響で幼い頃から建築・建設に対する興味が育まれ、塩田組の現会長との出会い、そのカリスマ性に惹き込まれたことが入社の決め手となった。仕事をしていく上で山浦課長が大切にしていること、そのキーワードは「ありがとうの言葉」と、「多くの人への貢献」だ。自ら手掛けた建築物が形として残り、時には地図に載る。そこで様々な人々がそれぞれの人生を歩み生きていることを実感できる。そんなやりがいや今後の夢についてお話を伺った。

伝統の継承と挑戦の未来を担う社員の思い
  • 入社理由
    会長のインパクトに惹かれ
    入社の決め手は「現会長の人柄とカリスマ性」だと語る山浦課長。もともと、左官屋である実家の影響で、一軒の家を創り、そこに暮らしが生まれ、その後もその場所に人が生き住み続けることへの魅力は幼い頃から感じていたのだそう。学生時代、就職活動をするにあたっては、こうした興味関心を背景に建築・建設業の情報収集を進め、塩田組の存在を知ることとなる。当時、リクルートブックに掲載されていた現会長と実際に会い、言葉を交わしたことでその魅力にますます惹き込まれていった。現会長の気取らず飾らず正直に全てを話す姿だけでなく、塩田組そのものが持つアットホームな温かい雰囲気を感じたことも入社を決意した理由の一つだと言う。山浦課長が当時を振り返りにこやかに話す姿から、現会長が大切にしてきた想いや社風の一つ一つがこうして脈々と継承されていることを改めて感じるとともに、山浦課長が佐藤社長の右腕として各方面で活躍する理由にも頷ける。
  • やりがい
    お客様の「ありがとう」に力添えできるように
    自ら手掛けた建築物が完成したときは、喜びもひとしお。そして、それによって生まれる「お客様の笑顔」や「ありがとう」の言葉は、何にも代えがたいもの。こうしてお客様が喜んでくださることそのものに携わり、仕事として担っていることこそ、山浦課長を衝き動かすやりがいにつながっている。お客様に喜んでいただくために意識すべきポイントとして、山浦課長は「提案力」と「スピード対応」が大切だと語る。技術的な進歩も相まって、現代の建設業界ではどこが手掛けても一定のクオリティを保った「良いもの」を創ることは難しくない。故に、差別化が大きな課題となっている。この点について山浦課長は、お客様に対応する「人」の部分を工夫することで差別化が図れるのだという。提案力を磨くための情報収集を怠らず、ご要望にいち早く応えられる体制を整えておくことなど、常に信頼される人であるためには、日々の成長が不可欠だ。
  • 夢
    会長の想いを胸に、会社全体で目指して行く
    「100年企業にすることですかね」と夢を語る山浦課長。
    現会長が描いた未来、その想いを受け継ぎ、現在は会社全体が同じベクトルを向き、未来へと着実に歩みを進めている。100年企業を創り上げていく上でも、山浦課長の担当するリフォーム部門は今後の展開が期待される事業だ。ややもすると事業の目標数字に集中してしまうものだが、山浦課長は数字を追い求めるだけでなく「理念を忘れないこと」が大事だと話し、塩田組としての誇りを覗かせた。また、単に雰囲気の良い会社ではなく、人間関係はもちろんこと、業務に対する取り組み姿勢を含め、あらゆる面でより一層良い状態となることも目指すべき理想のひとつ。さらに、次世代へと話は進み、山浦課長の「良いことは良い、悪いことは悪いと敢えて言うこと」という姿勢についても伺うことができた。塩田組を心から愛し「これからも自分を磨き100年企業の基盤をより確固たるものにしていく」と語る山浦課長の心は、静かに、熱く燃えている。
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青梅市 豆らく
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seven dreamers
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一体感のある組織運営

塩田組としての在り方

-会社全体で意識している取り組みはありますか
いわゆる盆や年末年始など、一年の中での区切りといえる時期は、社員とのコミュニケーションを意識するようにしています。建設業は人と人との繋がりが重要な意味を持ちますし、塩田組の強みは「人」だと思っていますから。日々強固にしていきたいですね。だからこそ、社員同士のイベントや慣習は大事にしているんです。年間行事としては、夏になれば社員全員と取引先に声を掛けてBBQを開催したり、皆で同じ釜の飯を食べて結束を強めるイベントを企画します。また、数年前からボーリング大会を開催するようになり、社内のコミュニケーションを促進しています。他にも、暮れには打上げをしたり、年始に餅つき大会を企画したりしていますね。社員の家族も巻き込んで関係性を構築しています。
―塩田組がお客様から支持される理由を教えて下さい
お客様に真摯に向き合う姿勢でしょうか。建設業はものづくりです。ものづくりをしている者として、目先の利益に走らずお客様と真摯に向き合う姿勢を貫き通してきたこと、それが地域の皆様に支持され、お客様から愛される信頼の基盤になったのだと思います。何度も言うようですが、建設業は「人」が一番大切。もちろん、仕事をしていく上でお金は大切だとは思います。けれども、お客様から頂いた仕事は大切な仕事ですから、安かろうが妥協はしない。例えそれが電球一個の交換でも、目の前でお客様が困っているのなら、私たちは真摯に向き合います。現会長のお言葉を借りると「後ろ指を指されるような仕事は一切しない」ということ。つまりは、お客様から悪口や文句を言われるような仕事はしない。だからこそ、今の塩田組があるのかなと思います。
―若い人たちに向けてメッセージはありますか
仕事を楽しくするためにも、好きなことをやってほしい。
そして、色々なことに挑戦をしてもらいたい。仕事をしていく中でやれない理由をくっつけてやらないのはもったいないと思いますから。例えば、「もう辞めます」という言葉を発する気があるのなら、その会社でクビになるくらいの行動と挑戦をしてほしい。だって、人生、経験をしてみないと分からないでしょう。私自身、社長に就任をしてガムシャラにやったからこそ周囲から助けて頂いていることや、自身の成長を感じるんです。だからこそ、私はうちの社員に対してその人に見合った責任や権限を与え、自ら挑戦できる機会を与えます。そこで失敗をしたとしても、気づきを得てもらい、失敗から経験になって、今後それ以上の仕事が出来れば良いと思いますね。だからこそ、いまの若い人たちには好きなことや様々なことに挑戦をしてほしいですね。
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■監修企業からのコメント

株式会社塩田組 代表取締役 佐藤 英之

噴出し左
株式会社塩田組は創設からこれまで、現状にとらわれず、様々な事業に挑戦してきています。 社長と社員の距離が近く、誰しもが話し合える環境が特徴であり、 先代の社長から大切にしてきた想いを活かし、これからも「革新」を続けていく企業です。
今後も塩田組から目が離せません!
■掲載企業コメント

株式会社塩田組 代表取締役 佐藤 英之

噴出し右
取材を終えた感想
こういう取材を受けるのも緊張しますよね。ただやってみないと分からないので、良い経験をさせてもらっています。何事にも挑戦ですね。
私もまだ社長業1年生。しかしながら、3代目社長となる人材を募集しています。
見ての通り、中小企業では、他に例のない赤の他人、親族でない事業承継をしています。 皆さんの挑戦をお待ちしております。
株式会社塩田組
代表取締役 佐藤 英之
1979年    (有)塩田組を設立 資本金500万
1980年    一般建設業の都知事許可業者となる
1982年    (株)塩田組に組織変更
1984年 8月  特定建設業の都知事許可業者となる
1991年    資本金を1億円に増資
2005年    ISO 9001:2000 認証所得
2014年    佐藤英之が代表取締役に就任
創業年(設立年) 1979年
事業内容 ◆土木・建設工事の請負(公共・展開)
◆大手建設会社の専門工事請負(とび工事・土工事・コンクリート工事)
◆住宅・アパートのリフォーム及びビル・工場の改修、修繕
所在地 東京都福生市福生2033
資本金 1億円
従業員数 35名
新卒・中途比率 8対2
男女比率 5対5
平均年齢 35歳
企業URL http://shiodagumi.co.jp/index.html
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