DENTOU TIMES

東西株式会社 代表取締役 佐脇 功一

"一手間"で 培ってきた信頼
ここから始まる 新たな"挑戦"

東西株式会社 代表取締役 佐脇功一

現在では人材の領域を扱う東西株式会社。その歴史は1957年、梱包の事業から始まった。もともと梱包を行う企業としてカメラを輸出する際の木枠梱包を行っていた同社。その後、1992年にお客様の要望で製品を運ぶ業務も任され物流に領域を広げ、2000年には『人手が足りないので派遣をしてもらえないか』とお客様に声を貰い、人材サービス業をスタートする。そして現在では日本を代表する数多くの企業から信頼を得ている。その同社を今日まで成長させてきたのは社員一人ひとりの姿勢にある。『一手間』の苦労を惜しまず、顧客との人間関係を大切にし、期待に応えていくのが東西の仕事だ。その同社は今、新たな挑戦の機にある。例えばシステム・人財育成・人事制度・キャリアソリューション事業・採用の5つ分野ではじまる社内プロジェクト活動はこれからの同社の10年を創る動きになるだろう。今回は代表取締役の佐脇社長に同社の仕事への向き合い方、そして挑戦を伺った。

伝統の継承と、未来への挑戦を可能にする革新企業の本質
  • 社風
    一手間をかける
    東西には『一手間をかける』というモットーがある。そこに同社の仕事にかけるこだわりが込められており、またそれが東西らしさでもある。『どうしても仕事は機械的になってしまいがちです。ですがそれに流されずに地道に仕事の一つひとつに手間をかけてきました』と佐脇社長。実はこのような仕事への向き合い方は今に始まったことではない。佐脇社長が初めて同社と出会った当時の様子を『東西は評判が良くて、1度どのようにスタッフの管理をしているのかと調べたことがありましたが驚きましたね』と語るように、派遣スタッフの定着率や出勤率、その仕事ぶりに大変な感動を覚えたそうだ。また現在でも、例えば、派遣スタッフの一人ひとりと社員がしっかりと面談を行ったり、徹底的に顧客を理解しようとする担当社員の姿勢は多くのファンを生んでいる。『担当の○○さんはうちのことを本当によく理解してくれているので間違いないですよ』そういった声も顧客から多くいただくそうだ。もちろん、このような対応には手間もかかる。だが地道に手間をかけ、仕事と向き合う姿勢があるからこそ、東西は厚い信頼を勝ち得て来たのだ。
  • 独自性
    お客様の本当のパートナーとして 
    『私達は企業の第二の人事部として長期的なお付き合いをできるようにやっていきます』と佐脇社長。その場限りではなく末永く必要とされる企業となるべく、請負・派遣など企業の採用を代行する『人』の関わる領域において幅広いサービスを行いながら、かつ質の高いサービスに挑戦し続ける姿に同社の独自性がある。例えば顧客への対応力は、『困った時には東西さん』『小回りが効くのは東西さん』と顧客からの厚い信頼を誇る。並みいる大手企業の高い品質レベルにも対応をし、急を要する商品等の変更や機種変更にも迅速に対応するのは一般の企業では至難のこと。そういった業務を請け負うと通常の企業であれば初年度は、まず赤字になるためなかなか請け負いずらいという。それでも東西は果敢に挑戦し成し遂げている。『大変ではありますけど、人材の育成にもなりますし挑戦のしがいがあります』と語る佐脇社長の言葉が心強い。幅広いサービスと、圧倒的な対応力。お客様の本当のパートナーとして今日も東西株式会社は必要とされている。
  • 展望
    顧客構造の強化・第二創業期へ
    『まず、この5年で50億の売上まで持っていきたいです』と語る佐脇社長。そのためにも様々なことを取り組んでいく同社。今、同社が掲げていることは大きく2つある。一つは顧客構造の強化。一つの会社・業界に依存していては何かあった際に大きな痛手となる。リスクを減らしていくためにも、同社はファクトリー・ロジスティクス・サービス・テクニカル・オフィスの5分野でどの領域にも顧客が持てるようにと、新規の顧客を開拓している。そしてもう一つが社内プロジェクト活動。今を第二創業期と位置づけて新たな会社づくりに向けた動きを始めている同社。システム・人財育成・人事制度・キャリアソリューション事業・採用の5つ分野に分けた社内プロジェクトを通じて、社内改革と社員の引き上げを図っている。顧客構造の強化と第二創業期に向けた取り組みを通じて、時代の荒波を力強く進んでいく強固な東西になることは間違いない。
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本社、壁に広がる派遣スタッフの笑顔
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社内の絆があるからこそ仕事も生きる
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熱心に行われる社員勉強会

出会ったと時から変わらぬ仕事への向き合い方、これから始まる新たな挑戦

―東西との出会いを教えてください
東西には中途で入っておりまして、もともとは別の人材サービス業の会社で働いていました。その人材サービス業の会社には新卒で入社して2年目には名古屋営業所の立ち上げを任せていただくなど頑張っていましたね。実はその当時に東西との接点がありました。東西がスタッフの定着率や出勤率などが圧倒的に良いと、とても評判が良かったのです。それでどのような仕事の仕方をしているのか、人材の管理はどのように行っているのかと調べたことがありました。そこでは朝の朝礼やミーティングの様子も素晴らしかったですし、話を聞きながら熱心にメモを取る派遣スタッフの様子が見られ、一人ひとりが一生懸命に助け合いながら仕事をしている姿が印象的でした。そして私がもとの会社を離れた時にも東西のこの徹底した仕事に対しての向き合い方があれば、営業活動を通じて新規開拓をしてもしっかりとお客様のフォローをすることができる、私の営業ノウハウが東西に活かせると思い入社をしましたね。
―会社の転機となった出来事を教えてください
会社の転機となったのは大口顧客の方針転換でした。弊社は長い間、その大口顧客からの受注で仕事を行ってきました。創業当時から大口顧客と共に成長をしてきたと言っても過言ではありません。ですが、リーマンショックの頃に大口顧客の方で方針転換がありまして、弊社の社員の多くが転籍をすることになりました。それにより、仕事も人も大幅に減少し会社としては危機的な状況にもなりました。そこから持ちかえして今があるのですが、外販活動、そして社内の頑張りが大きかったです。数年前から、外販を増やして新規顧客の比率を増やしてきたことが良い結果を持たらしましたし、また当時のメンバーが歯を食いしばって頑張ってくれたことで乗り越えることができました。『誰も解雇にしないぞ』と苦しいながらも皆で頑張ってきたことが報われた気がします。今、苦しい時期を共に乗り越えてた皆を心から信頼しています。
―東西の新たな取り組みや挑戦を教えてください
今後の取り組みの目玉の一つとしてキャリアソリューション事業というものがあります。人材サービス業は通常、企業の求職に対して合う求職者を繋いでいくものですが、逆の試みを考えています。求職者のやりたいことや行いたい仕事のサポートをしていくのです。仕組みとしては1年間のプログラムになっていまして、求職者をまず弊社の方で雇用し、求職者の求める仕事の応じてキャリアカウンセラーがフォローを行いながら希望職種の業務経験をしてもらいます。そして1年間のプログラムの出口として正社員としての斡旋、弊社正社員としての雇用、弊社派遣スタッフとしての勤務、またもう1年トライするといった形もあります。求職者にはそれぞれやりたいことがあると思いますし、『全ての人には適職がある』と私どもは考えているのでその支援となる新しい仕組みです。就職は本当のゴールではないと思います。求職者が自分らしく働ける、それがゴールだと思いますので、この事業を通じて、求職者、そして社会に貢献をして参ります。

KEYPERSON

東西株式会社 代表取締役 佐脇 功一

この業界が好きで、この会社が好きです

東西株式会社 営業本部 本部長 小宮慎太郎

人材業に携わって15年もの月日を過ごしてきた小宮さん。仕事を求める人、働き手を求める人、その間に立ち仕事を行う日々は、人が相手の仕事ゆえ苦悩も数多いという。だが、人を信じ、人と人との関係を大切にし、人を応援し続けることができるからこそ、小宮さんは数多くの顧客から信頼を得てきたのだと取材を通じて強く感じた。『うちの会社で派遣の方が働く中で、何かを得てもらったのであれば幸いです。次の仕事に、今後に活かしてもらえれば良いですね』小宮さんの言葉は人に対しての温かみで溢れていた。『長く会社にいますけど、業界が好きで会社が好きですね』人材業に誇りとこだわりを持ち、日々仕事に向き合う小宮さんに、その想いを伺った。

伝統の継承と挑戦の未来を担う社員の思い
  • 入社理由
    印象に残ったのは、雰囲気の良さ
    『出会いは偶然でしたね。当初、派遣スタッフとして社員の雰囲気の良さを感じながら働いていました』と、当時を懐かしそうに語る小宮さん。小宮さんと東西との出会いは15年前。当時、外国に行きたいと考えていた小宮さんは旅費等を稼ぐため、新たに職を探していた。そこで見かけた求人がたまたま東西のものであった。当初は、製造メーカーの生産ライン等、様々な現場で派遣スタッフとして携わり、働いていたという小宮さん。当時の様子を『派遣スタッフがタイムカードを押す時に社員が立って「おはようございます」と挨拶をしていたのが印象的でした』『残業で仕事がのびても、帰りも同じように挨拶をしてくれましたね』と語るように東西の社員の対応・人柄の良さを何より感じたそうだ。また小宮さんの友人からも良い噂を聞いていたそうだ。『友人も働いていたのですが、働きやすさ、雰囲気の良さを聞いていましたね』派遣スタッフとしての東西との出会いから、既に20年。今日も、東西の雰囲気の良さを感じながら1日を過ごす。
  • やりがい
    責任感と男気を背負って
    現在は、外販の部門を任され、新規開拓の営業に携わる小宮さん。日々の仕事の中でも、特に責任ある仕事を担っている瞬間にやりがいを強く感じると語る。
    例えばかつて150人もの派遣スタッフを率いて管理をしていた頃。人材派遣という業界には様々な人、様々な背景を持つ人がいる。それゆえ率いる苦労は並大抵のものではない。業界人には人との関わりが重要な仕事であるがゆえ、人間不信になる人もいるくらいだそうだ。だがそれを小宮さんは乗り越えてきた。『人のせいにしても仕方がないです。それを一番に学んで、乗り越えていきました』『むしろうちの会社で派遣の方が働く中で、何かを得てもらったのであれば幸いです。次の仕事に、今後に活かしてもらえれば良いですね』そう語る小宮さんの言葉は力強くそして温かかった。現在では部門の社員4名と共に新規開拓を行う。『同じミッションを持って働く頼もしい仲間達がいます』これからも新たな責任を背負い、それを楽しみ、挑戦していくのであろう。
  • 夢
    新たなるアイデアで社会に貢献していく
    『新しい企画に関わる仕事がしたいですね』と今後を語る小宮さん。『商品はお客様の要望から生まれますから、お客様の話を数多く聞いていけば自ずと見えて来ます』と、現在はそのアイデアを日々のお客様との会話の中から模索している。
    その一つとして、『小さい子供からある程度の年齢層の人達までが、社会に存在する数多くの仕事を知るための機会を創出したい』と語る。その背景にあるのは、例えば近年、サービス業に拒否感を持つ若者も少なくないという現実。『土日も働くから』『イメージ的にハードそう』といったイメージが先攻しているそうだ。そうではなく、仕事本来が持つ意義や社会的な価値に、実体験を通じて知ってもらうためにも何かできないかと企画を練っている。他にも求職者の夢や目標に応じて仕事を紹介し、1年間雇用先で働きながら夢や目標に一歩でも二歩でも近づいてもらう企画など、様々なアイデアが膨らむ。顧客の声と真摯に向き合い、悩みや要望などを汲取ることでアイデアを生み出す小宮さんから、次の世代ではスタンダートとなるような企画が生まれるに違いない。
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派遣スタッフの研修にも力が入る
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活気溢れる社内・社風
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社員旅行で稲刈り体験へ

"人"に関わる仕事だからこそ 人と人との信頼関係が何よりも大切

―営業で日々意識していることを教えてください
営業活動で大切にしていることは人間対人間の信頼関係ですね。当たり前のことですけれど、約束を守ること、お客様の要望に応えること、何かお力になれるようにと情報を提供すること。そういった活動は丁寧に、徹底的に行っていきます。他に意識していることはお客様を好きになることです。お客様に興味を持って、仕事のことはもちろんですが、プライベートのことも様々と話を伺う中で信頼関係をつくることを意識しています。とにかく色んな話題で会話をしながら気持ち良く話してもって仲良くなることが大切だと思います。その場限りの関係ではなくて、細くても末永くお付き合いしていただけるように日々努めています。
―東西らしさを感じる瞬間を教えてください
弊社はもともとは梱包を行っている会社でしたので、良いものをきちんとつくるという日本のモノづくりの姿勢、質の良さへの意識は強いです。例えば、現場に社員を派遣する率は他社と比べて弊社は高いですけれども、それも法令を守っていれば良い、というだけでなく、信頼のおける人を派遣するという想いがあります。
また、派遣スタッフを大切にする想いは弊社の特に長けている点であると思います。派遣スタッフが気持ち良く仕事をしてもらうためのサポートは徹底していますね。例えば派遣スタッフも仕事で、プライベートで様々な想いを抱えております。そこで弊社では最低月1回は派遣スタッフと直接お会いしての面談を設けているのです。その面談を通じて、派遣スタッフが安心して働ける環境づくりへをしています。
そういった一手間をかけることに対して、誠実に実行できる風土があるからこそ、派遣スタッフも安心して働いていただけていると思います。質に対しての意識が高く、なにより、派遣スタッフを大切にしている会社ですね。
―時代の変化の中、東西の進む方向性は
人材のニーズが高まっている今、顧客のあらゆる要望に応えられるようにサービスプランをつくって参ります。これからの日本は人口が減少していき、また高齢化も進んでいきます。そういった時代の中、各企業にとって労働力は大切な財産です。特に2020年にオリンピックもありますし、人材の必要性は一層に増していきます。かつてリーマンショックの時には人材はコストカットの対象でしたが、世の中が一転した今、各企業の成長と飛躍のためにも人材が肝となります。弊社としてはそれを支えるべく、人と会社を繋ぐプロフェッショナルとして応えていきたいと思います。昨年度から取り組みはじめた、求職者の就業を支援する1年間のプログラムであるキャリアソリューション事業のように、既存の事業形態に捕われるのではなく、あらゆる場面、あらゆるニーズにも対応できるようにとサービスプランをつくっていきます。そして困った時に一番最初に思いつくのは東西さん、そういった存在となるべく頑張って参ります。
■監修企業からのコメント

東西株式会社 代表取締役 佐脇 功一

噴出し左
取材に伺った際には、オフィスに入ると仕事をしていた社員の方も手を止めて、立ち上がり『こんにちは』と活気溢れる挨拶が飛び交った。『人がすべて』と理念で物語るだけでなく、体現されている。そんな想いを率直に感じた。またサービスプランに社内体制に様々な挑戦に、今まさに挑んでいる同社。5年後、10年後が非常に楽しみな企業です。
■掲載企業コメント

東西株式会社 代表取締役 佐脇 功一

噴出し右
取材を終えた感想
この度、アイアルマーズ様に弊社の歩みを振り返ってお話しするなかで、
ステークホルダーの皆様への思いを新たにすることができました。
社員、契約社員、お客様、協力会社様、株主の皆様に支えられて今がある。
初心に帰って感謝の念を持たせていただくよい機会をいただけました。
強く求められる社として、これからも!という想いを新たに取り組んで参ります。
東西株式会社
代表取締役 佐脇 功一
昭和32年3月 東西梱包株式会社として創業
昭和62年 8月 大井物流センターにおいて梱包業務開始
平成 4年 8月 東西物流株式会社に社名変更
平成 7年 6月 品川技術センターにおいて修理業務開始
平成 8年 4月 特定労働者派遣事業認可
平成12年 7月 東西株式会社に社名変更
平成15年 6月 一般労働者派遣事業許可
平成16年 4月 新卒採用1期生入社・浮島事業所スタート
平成18年 5月 東北部門独立分社化 とうざい株式会社設立
平成18年 6月 有料職業紹介事業許可
平成19年 7月 厚木オフィス開設
平成21年 8月 広告代理店事業開始 テクスター株式会社設立
平成23年 5月 株式会社日硝ハイウエーと資本提携
平成25年11月 オフィス開設
創業年(設立年) 1957年
事業内容 ■業務請負・委託事業
 製造/物流/修理/梱包/出荷代行/施設運営/市場調査
■派遣事業
 一般・特定・紹介予定・常用型による各種派遣サービス
 製造/物流/事務/開発・試作/販売接客/受付/コールセンター
■人材紹介サービス
 正社員・契約(期間)社員・パートアルバイト等の採用代行の人材紹介サービス
■求人広告事業
■貨物利用運送事業
■コンサルティング&セミナー事業
所在地 東京都大田区大森北1-1-10 大森シティビル9F
資本金 1000万円
従業員数 567名(正社員100名)
平均年齢 32歳
会社URL http://www.touzai.jp

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